車中泊したら、そこは雪国だった

車中泊系

 気分転換に少しドライブでも行こうかと五号線を北上した。以前撮り損ねた刺身の盛り合わせに再挑戦するたくらみもあったが、写真の在庫が底をついてきた事もあってだった。

 当然飲むことになるので、お泊りになるが、ビジネスホテルは満杯だったため、愛車の後ろ全面にアルミの付いたシートを敷き詰め、厚手の寝袋一枚をマット代わりに敷き、厚手の寝袋を置く。

 そうです、クソ寒い中の車中泊に変更しました。

 しかし、これだけでは不十分、寒さ対策としては足りなさそうなので毛布一枚ともう一つの寝袋を広げてかけ布団代わりにセッティングしOKとする。

 今夜の予想気温は0.5度なので氷点下にはならないと判断した結果だ。これに靴下を履いていれば足もポカポカの皮算用である。

 あとは、美味しいお刺身と日本酒で体を温めれば完ぺきな計画実行となる。

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[su_column size=”2/3″ center=”no” class=””] 無事、写真を撮りお店を出た後、ローソ〇に寄って朝食用のサンドイッチとのどの渇きを潤すため緑茶のペットボトルを購入したが、日本酒の摂取量に不安が残っていたため冷酒を1本とコラーゲンの補充にミミガーを足してしまった。

 これが、お腹がでる原因の一つでもある。[/su_column][/su_row]

 そそくさと車に戻り下半身を寝袋に突っ込んで冷酒のキャップをひねる、エネルギー充填のためだ仕方がないとミミガーをポリポリかじりながら日本酒を口に運ぶ。

 足元からだんだんと温かくなってくるのを感じる。

 以前真夏の洞爺湖にバイクで行き、キャンプをした時だが、盆地の地形の為か夜に寒さで目が覚めた事がある。

 あんなにクソ暑かったのがウソのような寒さで体が震えて止まらなかったのである。

 俺は迷わず酒屋の前までバイクで走り、自動販売機の日本酒を手に入れたのだ。そう、この経験が役に立ったのである。

 そんな思い出に浸りながら充填を完了したおやじは、寝袋に潜り込み、かけ布団代わりの毛布と寝袋を頭まですっぽりとかぶり、深い眠りへと落ちるのであった。

 今日はかわいい子に恋をする夢を見る予定である。(/ω\)

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[su_column size=”2/3″ center=”no” class=””] 結論からいうと無事朝まで寝る事が出来たのだが、あたりがなんか白く感じる。あれ、と思い水蒸気で曇った窓から見るとぼんやりとだが雪を確認できた。

 あ~とうとう気象台が観測できる程の初雪が降ったか、この分だと函館も降ったに違いないと思いながらエンジンをかけ朝食をとる。

 ん、なんか車が温まらないな? 寒いせいか?[/su_column][/su_row]

 食事をおえたおやじは車を南に向けて走り出す、20分も過ぎただろうか未だ、あったかいんだからの兆しが見えない。

 これは完ぺきに車屋さん行きだなと観念する。そして帰ったら電話しようと思う。

 状況としては温まらないというか少し寒い位なので、シートを温めるスイッチを入れ、尻から熱を感じる事に成功する。

 夏はエアコンからガスが漏れるし、冬はヒーターかい?

 寝袋に4つの穴を開け、手足を出そうかと思ったおやじであったw

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